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キャリア安全性
公開日: 2026/03/17  最終更新日:2026/03/17

【若手棟梁×建材プロ対談】1棟の家をつくるのは、1人の技術じゃない。「最高のチーム」の裏側をのぞいてみた。


「いい建物」とは、設計図通りに建てることだけを指すのではありません。建材を供給する営業と、それを形にする大工。それぞれの専門性が手を取り合ったとき、初めて最高の住まいが完成します。

今回は、ウッディワールドのざきの営業・山本さん、若手大工の光本さん、そして小原建築代表の小原氏による三者対談を実施。「チームでつくる」ことの意義と、次世代の大工育成について語り合いました。
<お話を伺ったのはこの方々!>
・株式会社ウッディワールドのざき 様
・小原建築 代表 小原 克晃 様

1. 営業と大工、それぞれの「専門性」

山本(営業): 私たち営業の役割は、木材や建材、水回り設備などを提案し、現場に間違いなく納品することです。いわば「素材の供給」までが仕事ですが、実際に建物を作る上では、大工さんの技術を心から尊敬していますし、そこに頼らせていただいている部分が非常に大きいです。

小原(棟梁): 私たちは、建材会社から届いた素材を使って、実際に形にしていく役割。私は常に「設計士の意見を聞きつつ、自分の味(こだわり)を入れること」を大切にしています。

光本(大工): 自分は小原さんに教わりながら、新築やリフォームの施工に携わって4年目になります。営業さんと連携する上で意識しているのは、工程表を常に確認し、早めに資材の発注依頼をかけることです。

2. 効率化と技術の継承:プレカットが変えた現場

現代の家づくりにおいて、現場の負担を軽減しているのが「プレカット(工法)」の普及です。

小原: 昔のようにすべてを現場で刻んでいた頃に比べると、プレカットのおかげで作業工程が大幅に短縮されました。屋根だけでも、手刻みなら1週間はかかっていた作業が、今ではあっという間です。

山本: プレカットは工場であらかじめ加工するため、現場でのゴミが減り、施工精度も安定します。環境面でも、職人さんの労働環境の面でも、今の時代には欠かせない技術ですね。

小原: ゴミが出ないのも本当に助かる。その分、私たちは「どう納めるか」という、よりクリエイティブな作業に集中できるようになりました。

3. 「失敗して帰ろう」若手を育てる大工担い手育成事業

現在、業界全体で大工のなり手不足が課題となる中、小原建築では7年前から大工の育成事業に力を入れています。

小原: 私が若い世代にいつも言っているのは、「ここでいっぱい失敗して帰ろう」ということ。若いうちの失敗は成功の元です。縮こまらずに挑戦してほしい。

光本: 自分も3年ほど前に同世代の大工と出会い、情報交換ができたことが大きな刺激になりました。技術だけでなく、そうした繋がりが持てる環境はありがたいです。

山本: 営業としても、現場で若手が育っている姿を見るのは心強いです。ちなみに、小原さんの「得意技」は何ですか?

小原: 私はやっぱり「切ること」「刻むこと」が好きだね。あ、あとは「掃除をすること」かな(笑)。現場が綺麗じゃないと、いい仕事はできないから。

光本:自分は「掃除をすること」です!(笑)

全員:(笑)(笑)(笑)

小原:でも一番大事だね。現場が綺麗じゃないと、いい仕事はできないから。

4. 信頼関係が「いい建物」をつくる

対談の終わりに、営業としての心がけについて山本が語りました。

山本: 営業として一番大切にしているのは、工務店さんからの依頼に対して「レスポンスを早く返すこと」です。……と言いつつ、たまに忘れてしまうこともあって反省する日々ですが(笑)。

小原: ははは、人間だもの、それはお互い様だよ。

山本: そう言っていただけると助かります(笑)。これからも営業と大工、それぞれの専門性を活かしながら、密にコミュニケーションを取って、お客様に喜ばれる「いい建物」をチームで作っていきましょう!
営業が最適な材を運び、大工が技術と情熱でそれを組み上げる。一軒の家が建つ裏側には、互いへのリスペクトに基づいた「チームの絆」がありました。ウッディワールドのざきを始めとして、建材業界はこれからも現場に寄り添い、共に進化し続けます。

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